呼吸はボディメイクにも重要?
皆さんこんにちは‼︎
大阪・四ツ橋・心斎橋で活動する、パーソナルジムINFINITUSトレーナーの荒木です!
本日は、呼吸はボディメイクにも重要か?について解説していきます!
ボディメイクに必須の内容です‼︎
目次
呼吸が大切な理由
当たり前の話ですが、人間は呼吸が出来なくなってしまうと、生きていくことは出来ません。
食べ物や水分は、数日摂らなくても生きていけますが、呼吸は10分も止まれば死んでしまう可能性があります。
生きていく上で必須の呼吸ですが、当たり前の呼吸が出来なくなってしまっている方が、かなり多いです。
1日の呼吸の回数
人間は、1日に約2万回呼吸していると言われています。(個人差はあります)
呼吸は無意識にも出来るし、意識しても出来る不思議な運動です。
ほとんどの呼吸が、無意識に行われていますが、1日に約2万回もする呼吸が乱れてしまったらどうなりますか?
体に悪影響を及ぼすのは、なんとなくイメージ出来ますよね?
呼吸に大切なのは横隔膜
呼吸筋として1番大切な筋肉は、横隔膜です。
画像を見てもらうとわかるように、横隔膜はリラックスした状態では、ドーム状の形をしています。
他の筋肉と同じように、収縮するとドーム状の形から平べったい形になります。
動画のように、呼吸をするたびに横隔膜は動きます。
息を吸った時に、横隔膜は平べったい形になり、息を吐いた時にドーム状の形に戻ります。
肋骨で表すと、吸った時に外側に広がり、吐いた時に内側に締まっていきます。
これが本来の正しい動きです。
しかし、現代人の多くが、正しい呼吸の動作を行えていません。
多くの方が、横隔膜がドーム状に戻らない(肋骨が外側に開いた状態)状態に陥ってしまっています。
呼吸の乱れがボディメイクに及ぼす影響
- 肋骨が開くことによりくびれができない
- 適切な腹圧が高まらない
- 横隔膜が正しく使われないため、首や肩の筋肉に負担がかかる
他にも様々な影響がありますが、代表的なのはこんなところだと思います。
肋骨が開くことによりくびれができない
このように、肋骨が開いて固まっている方は多いのでは無いでしょうか?
肋骨が開いてしまっている状態を、リブフレアと言います。
画像はわざと肋骨を開いていますが、通常の状態で肋骨が常に開いてしまっている方が多いです。
肋骨が開くことによって、ウエスト部分は太く見えるので、くびれができづらくなってしまいます。
適切な腹圧が高まらない
腹圧が適切に高まっていると、体幹部分は寸胴のような形になります。
しかし、肋骨が開いてしまっている方は、空気がお腹の方に逃げてしまうため、お腹だけ膨らんで、背中側に空気が入らない形になってしまいます。
ペットボルトや空き缶などは、通常の形だと、上から圧を掛けても潰れづらいですよね?
しかし、一部分を凹ますと上から押した時に、簡単に潰れてしまいますよね?
このように、適切に腹圧が高まらない状態でトレーニングをしてしまうと、負荷に耐えれなくなってしまい、怪我をしてしまう可能性があります。
特にスクワットやデッドリフトなど、脊柱に対して負荷が掛かる種目に関しては、適切な腹圧をかけることができないと、怪我のリスクが上がってしまいます。また、挙上できる重量も下がってしまう可能性があります。
横隔膜が正しく使われないため、首や肩の筋肉に負担がかかる
上記でも説明したように、横隔膜は呼吸筋です。
呼吸筋である横隔膜が正しく使えないと、呼吸の補助をしてくれる、首や肩周りの筋肉に負担が掛かってしまいます。
首凝りや肩凝りなど、一生懸命マッサージなどでほぐしたとしても、呼吸が正しく行われない限り、それらの筋肉に負担が掛かってしまうため、中々症状は良くならない可能性があります。
また、肋骨が開いていると、腰を反ってしまうため、腰痛にも繋がってしまう可能性があります。
様々な不定愁訴を改善するためにも、呼吸の改善は、とても大切になってきます。
呼吸改善エクササイズ
- 肋骨内旋呼吸
- 四つん這いの呼吸
- 仰向け呼吸
肋骨内旋呼吸
- 仰向けに寝転ぶ
- 膝を曲げる
- 腰が反らないように少し丸まる
- 両手を肋骨の横に置く
- 鼻から息を吸う
- 口から息を吐く
- チェックポイント
- 息を吸った時は、胸とお腹が同時に膨らむ意識で行う
- 吐く時は、肋骨をおへその方向に向かって、両手を使い下げていく
- 吐く時は、吸った時の倍ぐらいの秒数を掛けて行う
- 吸った時は肋骨が横に広がる意識、吐いた時は肋骨が内に閉まっていく意識で行う
四つん這いの呼吸
- 四つん這いになります
- 息を吸いながら背中を限界まで丸める
- 丸めた状態をキープしたまま、息を吐ききる
- 背中を常に丸めたまま、呼吸を繰り返していきましょう
- チェックポイント
- 息を吸った時に、背中が広がる(ストレッチ)意識で行う
- 息を吐いた時は、お腹が引き締まる意識で行う
仰向け呼吸
- 仰向けに寝転ぶ
- 膝を曲げる
- 両手を胸とお腹の上に置く
- 鼻から息を吸って口から吐く
- チェックポイント
- 吸った時は、胸とお腹が同時に膨らむ意識で行う
- 吐いた時は、胸とお腹が同時に凹む意識で行う
- 胸の空気がしっかり抜けるように、息を吐ききる
まとめ
普段意識しない呼吸ですが、生きていく上では必須です。
横隔膜が上手く使えなくても、人間は生きていくために、他の筋肉を使って呼吸をします。
生きるためにはそれでいいですが、その状態のまま過ごしていると、必ずどこかに不調が出てきます。
今回説明したのは、筋肉についてでしたが、呼吸が乱れることによって精神的にも良くないかもしれません。
なかなか息が吐けない時代ですが、しっかり息を吐いて健康的な体を取り戻しましょう‼︎
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荒木 翔大
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