【超回復理論は嘘??】筋トレを毎日行うのは逆効果か??
皆さんこんにちは‼︎
大阪・四ツ橋・心斎橋で活動するパーソナルジムINFINITUSトレーナーの荒木です!
本日は【超回復理論は嘘⁇】筋トレを毎日行うのは逆効果か?について解説します‼︎
筋トレしてる人なら1回は聞いたことがある超回復理論‼︎毎日筋トレしたらだめ??
目次
超回復理論は嘘なのか?
まずこちらの画像をご覧ください(汚くてすみません…)
適切なトレーニングを行うと、トレーニングよって疲労が生じる。低下した体力は、その後の適切な休息によって回復し、元のレベルを超えて超回復と呼ばれる回復をもたらす。
日本トレーニング指導者テキストより引用
筋トレをして一度体力レベルは低下するが、2〜3日休めば元の体力レベルより、少し上回る程度に回復しますよ!ということです。
超回復理論をもとに、1回トレーニングしたら次のトレーニングまで2〜3日空けるのが、効果的と言われていました。
適切な強度でトレーニングして、超回復のサイクルでトレーニングを続けていけば、トレーニング効果が得られるということです。
しかし‼︎近年では、毎日筋トレをする人もいます。その人がトレーニング効果が得られていないのか?と言われればそんなことはありません!
毎日筋トレをしているのに、超回復理論を無視してどんどん成長しています。
なぜこんな矛盾が起きるのか?
グリコーゲンの超回復と勘違いされた?
グリコーゲンは体の中に蓄えている糖質のことですよね!
筋トレを行うと、エネルギー源であるグリコーゲンは使われます。
そのあと適切な栄養摂取を行えば、元の蓄えられている量よりも多くなる現象の事を、グリコーゲンの超回復と言います。アスリートなどが、大会前にグリコーゲン糖質を多く摂る(グリコーゲンローディング)手法ですね。
グリコーゲンの超回復が、筋トレにおける超回復理論と同じような形で回復していくので、これと間違われているのではないか?とも言われています。
しかし、現段階では、私の知る限りそのような報告を見ていないので、定かではありません(もしそのような報告があれば是非教えてください‼︎!
ではなぜ毎日筋トレしても大丈夫なのか?
筋トレを毎日しても大丈夫か?
結論大丈夫です。
その理由を解説します。
スプリットルーティン(分割法)
ボディメイクを中心に筋トレをしている方は、毎日筋トレをしていても、その日によって鍛える部位を変えています。
これを分割法と言います。
(例)週に5回筋トレをする場合
- 月曜日:胸
- 火曜日:背中
- 水曜日:オフ
- 木曜日:肩
- 金曜日:腕
- 土曜日:オフ
- 日曜日:脚
このような形で、日によって部位を分けています。これによって毎日筋トレをしても、違う部位を鍛えるので、適切な効果が得られるということですね。
体は疲れるかもしれませんが、筋肉は刺激されていないので、フレッシュな状態で筋トレに望むことができます。
部位の分け方は、個人の好みです。
苦手な部位は多めに回ってくるように、組み合わせを変えたりします。
同じ部位を毎日筋トレしたらどうなるか?
個人差はありますが、筋肉は発達します。
近年の筋トレの考え方として、総ボリュームというのがあります。
総ボリューム=重量×回数×セット数
上記によって、筋トレの総ボリュームが決まります。
総ボリュームを毎週少しずつ増やしていけば、筋肉は成長するということですね。
筋トレのメモを取るのも、この辺りが重要だからですね。本格的に筋トレをしている方は、総ボリュームをしっかりコントロールしながら、セット数や重量を決めているみたいです。
なので、毎日同じ部位を筋トレすれば、理論上筋肉は発達するかと思います。
私自身も、過去に胸の筋肉が弱かったのもあり、ディップスを毎日15セットほど1〜2ヶ月続けたことがあります。その効果もあってか、減量中にも関わらず胸の筋肉は少し発達しました(あくまでも主観ですが…)
しかし、ここで考えて欲しいのが、毎日同じ部位をした場合と、2〜3日空けて筋トレした場合を比較したわけではないので、どちらが良かったかは断言できません‼︎
もしかすると、2〜3日空けて筋トレをした方が、より発達した可能性も否定できません。
こればかりは何とも言えないです。
毎日同じ部位を筋トレするデメリット
- 疲労が大きい
- 怪我のリスクがあがる
- 適切な効果が得られるかわからない
1番のデメリットは、怪我のリスクがあがることだと思います。
そこにはやはり疲労が関係してきます。
毎日同じ部位を鍛えるので、疲労が取れる時間がありません。
その状態では、筋トレのパフォーマンス落ちる可能性があります(ここでいうパフォーマンス低下は筋力低下やフォームの乱れです)
その状態で続けると、怪我をする可能性が高くなるのがわかりますよね?
なので個人的な意見としては、やはり超回復理論通り、2〜3日空けるのがベストかと思います。
※この辺りを詳しく知りたい方は、フィットネス疲労理論を知っておいた方がいいかと思います。検索してみてください。
まとめ
超回復理論自体は、嘘かどうかはわかりませんが、トレーニング頻度の間隔は2〜3日は最低空けるのがベストかもしれません。
この辺りは、回復力やその後のリカバリーによって変わってくるので、一概には言えませんが…
超回復理論のように、ずっと超回復して筋トレの効果が得られれば良いですが、中々そうは上手くいきません。
筋トレ初心者の方は、超回復理論をもとに、トレーニング計画を立てていくのをおすすめします。
この辺りを考えていくと沼にハマりそうなので、筋トレをする際は、専門家に依頼するのがベストかな?と思います。
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荒木 翔大
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