糖が取り込まれるメカニズム
皆さんこんにちは!!
大阪・四ツ橋・心斎橋で活動しているパーソナルジムINFINITUSトレーナーの荒木です!!
本日は、糖が取り込まれるメカニズムについて解説しようと思います!!
※本日の内容は、専門的な要素が強い内容となっております。
まず始めにインスリンの働きから確認します!!
インスリンとは?
- 膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌される
- 血液中を流れるブドウ糖が、筋肉や肝臓、脂肪細胞に取り込まれるように促す
- 血糖値を一定に保つ役目がある
インスリンが人体で唯一の血糖値を下げてくれるホルモンなので、インスリンの機能が破綻すると、血糖値の調整ができなくなってしまいます。
これが糖尿病ですね。
インスリンはとても重要な働きをしてくれています。
よければこちらもご覧ください。
さて話を戻して、インスリンが働いて、糖が実際にどのように取り込まれるのかを簡単に図にしてみました。
※運動生理学20講第3版より引用。著者作成
ホルモンは必ずレセプター(受け皿)に合致して力を発揮します。
インスリンはインスリンのレセプターがあるので、インスリンレセプターにインスリンが合致したら、図のような流れでGULT4(糖輸送担体)まで伝達されます。
GULT4は、通常閉まっている扉を開けてくれる働きがあります。
その働きによって、血糖が取り込まれるということになります。
なので、インスリンが分泌されても、この一連の流れが上手くいかない場合は、血糖が取り込まれません。
図を見てもらえればわかりますが、血糖を取り込むまでの流れは、インスリンだけではありません。
実は、筋肉の収縮によっても同じような働きが起こり、GULT4が活性化します。
GLUT4トランスロケーション
GLUT4が活性化する流れをトランスロケーションと言います。
筋肉の収縮=筋トレ
これによって、血糖が取り込まれます
本来、血糖を下げる働きのあるインスリン(膵臓)の負担が減ります。
これによって膵臓の負担が減るので、糖尿病の予防にも繋がります。
筋肉によるトランスロケーションは、運動終了後2~3時間は働くと言われています。
まとめ
筋トレ(運動)がいかに大切かお分かりでしょうか?
筋肉を動かさないと、膵臓ばかりに負担が掛かってしまいます。
私は食べるのが大好きなので、少しでも負担を減らせるように筋トレを週に4~5回しています。
ウォーキングも時間を見つけて、1日1万歩を目標に歩いています。
全ては健康のためです。
ちなみに…
糖質制限(ダイエット)によって、血中遊離脂肪酸(FFA)が増えると、トランスロケーションの働きを阻害すると言われています。
糖質制限のやりすぎは糖代謝の低下につながる恐れがあるので、ダイエット目的ではやらない方が良いかと思います。
このようなメカニズムも理解していると、筋トレのモチベーションも上がりそうですね!!
適度に筋肉をつけることは、病気の予防につながる可能性があるので、病気になる前にしっかり予防していきましょう!!
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荒木 翔大
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